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前回は、賃貸管理で重要なこと、新築でも満室にならないという現
実についてお話をしてきました。
今回はその続きで、空室が発生するとどうなってしまうのかお話し
します。
例えば、10万円の家賃の部屋が10室あるとします。
1ヶ月の家賃収入は、10万円×10室=100万円です。
1年間の家賃収入は、10万円×10室×12ヶ月=1,200万円です。
これは、1年間空室が発生しなかった場合の家賃収入ですね。
【もし1年間、常に1室が空室だとしたら、
家賃収入はどうなるでしょうか?】
1年間の家賃収入は、10万円×9室×12ヶ月=1,080万円です。
満室時の90%の家賃しか入ってきませんね。
空室が発生すると、その部屋の家賃は当然もらえませんから、ゼロ
になります。
賃貸住宅を建築する際は、ほとんどの人が銀行から借入れをすると
思います。
借入れする際は、ある程度余裕をもって返済計画を立てると思いま
す。
空室率(空室が発生する率)を考慮して、返済計画を立てます。
家賃収入で返済が出来ていれば問題はありません。
【家賃収入>返済】
この状態であれば大丈夫ですね。
しかしながら、予定よりも空室が多く発生してしまい、返済計画が
大きく狂ってしまった場合はどうなるのでしょうか?
【家賃収入<返済】
このように、家賃収入では返済出来なくなってしまった場合です。
毎月入ってくる家賃で返済できなくなってしまうと、貯金から返済
したり、サラリーマンの人であれば、給料から持ち出して返済とい
うことも考えられます。
100室とか200室を所有していれば、いくらかは安定すると思います
が、それが10室とか、6室であったとすると、1室の空室が致命傷に
なることも考えられるのです。
賃貸住宅を所有するということは、固定資産税などの税金も支払わ
なければなりません。
賃貸経営は不労所得とよく言われています。
それは、半分アタリで半分ハズレです。
確かに満室であれば、毎月満額の家賃が入ってきますので不労所得
と言えるでしょう。
しかしながら、ひとたび空室が発生してしまうと、一気に収益は悪
化します。
不労所得だからといって、ほったらかしにして満室になるほど賃貸
経営は甘いものではないと思っています。
それは、現場で空室を埋めるべく日々努力しているので、それを痛
感しています。
次回は、
・返済できなくなってしまった場合の、最悪なパターン
についてお話致します。
このお話は、入居者にも被害が及びますので、かなり重要なことに
なります・・・
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